11月3日文化の日 島田さゆりバンドに参加、国立にある古民家、沖本邸の和館でのライブでした。
左から、山本、鈴木洋一さん(g)、島田さゆりさん(e.bass)、蔡怜雄さん(per)
島田さんのカルテット企画は2回目で、バンマスがベーシストという珍しい形態。会場の手配から選曲まですべて島田さんが仕切り、今回はジョビンのわりとクラシック寄りのナンバーが多く、エルメートなどのインストも取り上げていました。
お昼過ぎ、畳の客座敷から音を聴きながらのリハーサル。 沖本邸は洋館のほうでカフェをやっておられ、和館は催し物に貸し出しをされています。この日は抜群の秋晴れで、縁側の木々の眺めが絶景でした。
島田さんはナラ・レオンのアルバムの「Dez Anos Depois」の雰囲気がお好きということで、ベースからプサルテリーという古楽器に持ち替えてジョビン曲をやったりもしました。
ボーカルの人間は、自分がリーダーでないバンドライブというのはほとんど機会が巡ってこないので、難しいし勉強になります。いわば自分が運転していない車に乗っている感じ。サイドマンとして魅力が発揮できる方々は、きっと見た目の何倍も実力があるのでしょう。
島田さんはたおやかな雰囲気の方ですが、ベーシストなのでテンポやグルーヴの面では非常に要求が高く、特にテンポがだれ気味になるとハッキリ指摘してくれます。バンマス=ベーシストがテンポ管理をしっかりしてくれると引き締まったサウンドになるので、とても良いと思います。
沖本邸の洋館。
建物のある場所は国立駅から10分もかからず、線路沿いに突然高台の住宅地が現れます。こんな地形だったのか、と驚きます。
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