二度目の緊急事態宣言に入って半月。
感染者も増えているのでここはもう少し我慢のしどころかと思い、春まではレッスンと机上の仕事に専念しています。
ずっと手が付けられなかった棚を思い立って整理してみると、見てなかった映画のDVDが何本も出てきました。ずっと前、足繁くライブに来られていたお客さんで、毎回映画のDVDを下さる方がいたのです。
「こないだのライブのイメージはこの映画みたいだった」と言って、その"イメージ"のDVDをお菓子と一緒に下さるのでしたが、なかなか見る時間がないまま月日が経っていました。
何本かのパッケージの中から、一番自分が縁の薄そうな、「007 スカイフォール」。
ディーキンスの撮影だそうで、独特の絵画的な映像が楽しめました。この人は炎や夜の灯りを本当にくっきりと、かつ柔らかく、撮る人で(矛盾してるかもしれないけど、そういう言い方しかできない)、ファンタジックな気持ちにさせてくれます。
Qの登場場面
Qはお洒落なお兄さんである。
掛かっている絵はターナーで、なんかどっかで見た感じがすると思いましたが・・
ブレードランナー2049にもターナーの絵がありました。
『雨、蒸気、スピード』かっこいい題名です。
なんと美術監督も同じ人だったのですね。
このDVDをくれたお客さんにまたお会いできたら、そんな話をしたいと思う、この頃です。
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